サプリメントの注意点
サプリメントは医薬品に比べて副作用が少ないとはいえ、100%安全なわけではありません。
サプリメント先進国のアメリカでは、副作用の問題が少なからず起きています。
中には死亡例もあることから、サプリメントの摂取には注意が必要です。
サプリメントが身体に異常を起こす原因として、過剰摂取が挙げられます。
ビタミンの過剰摂取によるビタミン過剰症は、脂溶性のビタミンA、D、Kに起こりやすい性質があります。
水溶性のビタミンは余分な量は尿として排出されるため、過剰症になりにくいのですが、脂溶性のビタミンはしばらく体内に貯蔵されます。
ビタミンAを過剰摂取すると、頭痛、吐き気、食欲不振、皮膚の乾燥などの症状があらわれます。
また、人によっては適量の摂取でも異常を起こすことがあります。
とくに糖尿病や腎臓病などの持病がある人は、摂ってはいけない成分があるので、必ず医師に相談してから摂取するなど、充分な注意が必要です。