適度な運動による筋肉の強化
冷えの原因の1つによく言われるのが体の筋肉量が少ないため、体の熱を多くつくることが出来ないや、血流が悪いため、熱をうまく体内の細部まで循環出来ないと言われます。
というのも我々人間のからの約6割が筋肉でつくられているため、背中やお腹、お尻に太股などの大きな筋肉があるところ鍛えることで、冷え性を改善できるといわれています。
また血液を心臓に戻すポンプのような働きをしているふくらはぎの筋肉を鍛えることで、効果的に血流を改善する事ができます。
つまり継続して運動を続けることで体内の代謝が向上し、自律神経バランスが整えられ、筋肉のこりを解消する効果が得られます。
逆に日頃から運動不足の場合、筋肉量が落ちたり血流が悪くなってしまうことで、体に冷えや不調がおこりやすくなります。
また老化とともに筋肉量が下がってくるので、年齢を重ねるにつれて冷え性を感じやすくなってしまうのはこれが原因となります。
女性についても男性に比べて体全体の筋肉量が少ないため、女性に冷え性が多いというのもそのせいです。
ですが逆に言えば適度な運動を日頃から心がけていれば冷え性に悩む事は少なくなるはずです。
あまり体に負担のかからない1日30分程度のウォーキングなどを行う事で、足腰の筋力が強化でき、下肢の静脈の流れを改善できます。