肌の復元力

センシンレンに含まれている「アンドログラフィス」には抗酸化酵素賛成にかかわるたんぱく質「Nrf2」の働きを促進し、細胞内部にある張力因子「ビンキュリン」を守る効果があることが近年の研究結果でわかってきました。
このアンドログラフィスが含まれているセンシンレンは東南アジア地域に自生する伝統的な薬用植物で、古くから風邪などの感染症予防、肝機能向上、皮膚炎治療等に用いられていたので、とある研究機関が「皮膚科学的な観点」から研究してきました。
人の皮膚というのは当然ですが加齢とともにハリ(復元力)が低下してしまいます。この肌の復元力をささえているのが皮膚内の真皮繊維芽細胞で作られるコラーゲン繊維やエラスチン繊維の作る網目状のマトリックス構造です。
これは古くからの研究で加齢や紫外線、酸化ストレスによって機能低下することはわかっていました。

この「線維芽細胞」に着目して研究を重ねていくと、コラーゲンと接着構造を細胞の内側から支えている「ビンキュリン」というたんぱく質が重要であるということがわかってきました。
そこで、老化や肌トラブルの原因となる活性酸素が「ビンキュリン」に与える影響について調べたところ、活性酸素などの酸化ストレスは細胞内のビンキュリン分布状態に影響を与えることがわかりました。

次に活性酵素の攻撃から「ビンキュリン」を守るために着目したのが、「Nrf2」というたんぱく質です。
Nrf2は、酸化ストレスを受けると核内に移行して遺伝子に作用し、複数の抗酸化酵素を産生させることで、活性酸素から自己防衛するというのがわかりました。
そこで登場したのがアンドログラフィスエキスです。「Nrf2」は通常、細胞全体に均一に分布していますが、「アンドログラフィスエキス」を添加することで、遺伝子のある細胞中心部(核)に多く存在するようになることがわかりました。
更に抗酸化酵素の産生も促進されることも併せて確認ができました。

つまりセンシンレンに含まれているアンドログラフィスには肌の復元力になんらかの効果を生み出しているということがわかり、現在さらに研究開発を進めています。

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